私の肩書はシステムエンジニア?

日本で働くITエンジニアのブログ

システム開発会社への就職、転職

f:id:jellyvic:20180805191818j:plain

これからシステム開発会社に就職、転職をしよう思っている方にシステム開発会社について知っておいていただきたいことを記事にしました。

 

システム開発会社には、自社開発会社とSES事業会社があります。

自社開発企業は自社のサービスや顧客より請け負ってシステムを自社で開発している会社と容易に想像できると思います。

注意してほしいのはSES事業会社です。

SES事業会社について少し詳しく記事にしました。

 

SES事業会社とは

技術者の派遣を主なサービスとしている会社です。

実態はシステム開発会社ではありません。

SIerと呼ばれる大手システム開発会社が受注した案件に対してパートナーと言われる下請け会社、孫請け会社の技術者を現場に派遣する事業です。

中小のシステム開発企業に多く、SES事業とは謳っていませんがSES事業を行っている会社がほとんどです。

 

SESの良くないところ

SES事業会社は、技術者を派遣することで売上をあげる会社なので、

IT知識に乏しくても営業ができるため、未経験で派遣されたり、スキルのミスマッチがあることがよくあります。

 

IT業界は労働環境が良くないといわれますが、これもSES事業会社では労務コントロールがしにくいため、過酷な労働環境におかれることが原因になっていることもあります。

 

スキルアップに関しても三次請け以下になると、作業範囲が限られてくるため、スキルアップが望めません。

 

人事考課においてもSES事業企業は、派遣先の環境や立場位置があるので、評価が曖昧になり、資格取得や通常業務外のことでしか評価できない会社が多くあり業務上での評価が行われない(できない)ことが多くあります。

 

就職、転職時にSES事業会社を見極める。

  • 勤務先がプロジェクト先となっている。
  • 社員数のわりに事務所が小さい
  • 社員旅行、親睦会など会社の雰囲気のアピールが強め。
  • 自社のシステム開発内容についての詳細がない。

 

最後に

私は最初に自社開発の会社に入社しました。システム開発の基本的な流れを広く

学ぶことが出来たと思います。その後、SES事業会社にも在籍しましたが、

SES事業会社では多重請負の構造上、成長が難しいことを実感しています。

システム開発会社に技術者として就職、転職を考えられている方には自社

開発会社をおすすめします。

 

 

 

プログラマが知るべき97のこと

プログラマが知るべき97のこと

 
独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで

独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで